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理学療法士の担当患者数は何人?|1日の受け持ち人数と現場の実態

理学療法士の担当患者数と単位の実態

理学療法士って、1日に何人くらいの患者さんを担当するんですか?

結論から言うと、僕の場合は約20単位でした。ただ「単位」と「人数」は別物なので、そこから説明しますね。

これから理学療法士を目指す人や新人PTにとって、1日の担当患者数は気になるところだと思います。

結論をいうと、僕がいた整形外科クリニックでは1日に18〜22人程度、単位数でいえば約20単位でした。

ただし担当患者数に一律の決まりはなく、勤務先やリハビリの内容で大きく変わります。

この記事のポイント
  • 「1単位=20分」で、単位数と担当患者数はイコールではない
  • 一般病床・療養病床で約11〜13人、回復期リハ病棟で約7人という調査がある(2016年)
  • 筆者は整形外科クリニックで1日18〜22人、平均20単位以上、多い日は24単位
  • 求人票は人数だけでなく単位数とリハビリの進め方まで確認する
目次

そもそも「1単位」とは?|単位数=担当患者数ではない

リハビリテーションでは、実施時間を「単位」で表すことがあります。

1単位は20分です。

患者さんに20分間リハビリを行えば1単位、40分間行えば2単位になります。

ここで注意したいのが、「単位数=担当した患者数」ではないという点です。

例えば、10人に1単位ずつ行えば10単位です。

5人に2単位ずつ行っても同じ10単位です。

このように、同じ10単位でも担当する患者数は異なります。

同じ10単位でも担当する人数は違う
単位と担当人数の関係

そのため「理学療法士は1日に何単位やるのか」と「何人の患者さんを担当するのか」は、分けて考える必要があります。

理学療法士の担当患者数は何人?|調査と職場による違い

理学療法士の担当患者数に一律の決まりはありません。

勤務先やリハビリの内容、患者さん1人あたりに何単位行うかによって、大きく変わります。

厚生労働省が紹介している調査では、1日あたりの平均担当患者数は、
一般病床・療養病床で約11〜13人、回復期リハビリテーション病棟で約7人でした。

出典は厚生労働省「理学療法士・作業療法士の需給推計について」です。

職場の種類1日の平均担当患者数
一般病床・療養病床約11〜13人
回復期リハビリテーション病棟約7人
1日あたりの平均担当患者数(厚生労働省が紹介している調査)

ただし、この調査は2016年のものなので、現在の現場をそのまま表しているとは限りません。

また、病院やクリニックでは、患者さん1人あたりに実施する単位数にも違いがあります。

1単位の患者さんが多い職場なら、同じ単位数でも担当する患者数は多くなります。

僕が整形外科クリニックで担当していた人数

僕は整形外科クリニックで理学療法士として働いていました。

当時は、1日に18〜22人程度の患者さんを担当することが多かったです。

患者さんの約9割が1単位、約1割が2単位でした。

そのため、1日の実施単位数は平均20単位以上でした。

多い日には24単位まで行っていました。

項目内容
1日の担当人数18〜22人程度
患者さんごとの単位約9割が1単位、約1割が2単位
1日の単位数平均20単位以上(多い日は24単位)
1週間100単位を超えるのが普通
筆者が整形外科クリニックで担当していた実態

診療報酬上、疾患別リハビリテーションでは、療法士1人あたり1日18単位が標準、
1日24単位が上限、1週間108単位までという基準があります。

出典は厚生労働省「令和8年度診療報酬改定」です。

僕の場合は、1週間で100単位を超えることが普通でした。

ちなみに、定時で帰れることはほぼなく、残業多めで時間いっぱいまでリハビリをやっていました。

クリニックの現場はこんな感じが多いと思います。

18〜22人を担当して感じたこと|常に時間に追われていた

正直にいうと、常に時間に追われている感覚がありました。

1人あたりの時間が限られているため、患者さん一人ひとりにじっくり向き合うことは簡単ではありません。

しかも、ただ20分間治療すればいいわけではありません。

患者さんの状態を確認し、評価して、臨床推論をしながら、その人に合った治療を考える必要があります。

さらに、患者さんとの会話も大切です。

世間話のような会話に付き合いながら、その人に合わせたコミュニケーションを取ることも求められます。

人数が多くなれば、それだけ一人ひとりに合わせた治療と会話を短時間で行わなければなりません。

そして、20分という限られた時間の中で、
患者さんに「効果があった」と感じてもらえなければ、次から来なくなることもあります。

僕自身、そういったプレッシャーに加えて、院長や上司からのプレッシャーも感じていました。

患者さんの人数が多いと、身体的な疲労だけでなく、一人ひとりの状態を考えながら治療するため、頭もかなり疲れます。

結局、僕は10年目に整形外科クリニックを退職しました。

担当患者数を見るときのチェックポイント

求人票・見学で確認したいこと
  • 1日の担当患者数だけでなく、実際の単位数
  • 1人あたり何単位か(1単位の人が多いか、2単位が多いか)
  • 1日・1週間に何単位を求められるのか
  • リハビリの進め方(時間いっぱいまで行うのか、残業の実態)

よくある質問

理学療法士は1日に何人を担当しますか?

職場によって大きく変わります。

厚生労働省が紹介している2016年の調査では、一般病床・療養病床で約11〜13人、回復期リハ病棟で約7人でした。

僕が働いていた整形外科クリニックでは、1日18〜22人程度でした。

20単位は20人という意味ですか?

いいえ。

1単位は20分なので、1人に2単位行えば2単位と数えます。

「20単位=20人」とは限らないので、新人のうちはこの違いを覚えておくとよいでしょう。

1日に何単位まで行えますか?

診療報酬上、疾患別リハビリテーションでは、療法士1人あたり1日18単位が標準、
1日24単位が上限、1週間108単位までという基準があります。

最新の基準は厚生労働省の情報で確認してください。

まとめ

理学療法士の担当患者数は、勤務先やリハビリの単位数によって大きく変わります。

特に新人のうちは、「20単位=20人」とは限らないことを覚えておくとよいでしょう。

僕の場合は整形外科クリニックで、1日18〜22人程度、平均20単位以上、多い日は24単位を担当していました。

担当患者数を見るときは、人数だけでなく、1人あたり何単位なのか、1日に何単位行うのかまで確認することが大切です。

これから就職・転職する人は、求人票の1日の担当患者数だけでなく、
実際の単位数やリハビリの進め方についても確認しておくとよいでしょう。

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この記事を書いた人

10年目の現役理学療法士(PT)です。
当サイト「リハジョブ」では、「理学療法士が60歳まで不安なく働ける」ことをテーマに理学療法士の悩み・転職情報を中心に発信しています。
私は10人以上のSV(スーパーバイザー)、30人以上の実習生を指導。FP2級を取得し、社会人として必要な税金・金融・ライフプランの知識を網羅。
現役理学療法士で将来に不安を感じている方も多いと思います。少しでもその不安・悩みを解決していただけるよう、全力でサイト運営していきます。

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