運動中に太ももやふくらはぎが「ピキッ」となったとき、最初の対応で迷うことがあります。応急処置の流れと、受診の目安を整理しました。
※本記事は一般的な情報をまとめたものです。診断や治療の代わりにはなりません。強い痛みやしびれがあるときは、医療機関を受診してください。

走っていて、太ももの裏がピキッとなりました。まず何をすればいいですか?



まずは動きを止めて、応急処置をします。一般的な流れと、やってはいけないことをまとめますね。
肉離れとは
肉離れは、筋肉の一部が急に強く引き伸ばされて、傷ついた状態とされています。太ももの裏やふくらはぎで起こりやすいと言われています。
応急処置の基本は「RICE」
ケガの直後は、次の4つを組み合わせる方法が一般的に知られています。
| 頭文字 | 内容 |
|---|---|
| Rest(安静) | 運動をやめ、患部を動かさない |
| Ice(冷却) | 氷や保冷剤をタオルで包み、短時間ずつ冷やす |
| Compression(圧迫) | 包帯などで、きつすぎない程度に圧迫する |
| Elevation(挙上) | 心臓より高い位置に、患部を上げる |



冷やすときは、直接肌に当てなくていいんですか?



直接当てると、凍傷になるおそれがあるので、タオルなどで包んで使うのが基本です。
やってはいけないこと
- 痛いのに、無理に走り続ける
- すぐに強くもむ、強くストレッチをする
- 入浴などで、患部を長く温める(直後は避けるとされています)
- 痛みが残っているのに、競技にすぐ復帰する
受診の目安
次のような場合は、整形外科を受診してください。
- 歩くのがつらい、体重をかけられない
- 患部が大きく腫れる、内出血が広がる
- へこみやふくらみがある
- 数日たっても、痛みが軽くならない
復帰までの流れ
日常生活で痛みが強くないことが、まず目安です。
痛みのない範囲で、ゆっくり動かします。
少しずつ負荷を上げます。医師や理学療法士に、段階を確認すると安心です。
まとめ
肉離れの直後は、安静・冷却・圧迫・挙上(RICE)が基本です。無理に動かさず、強い痛みや腫れがあるときは受診してください。
直後は冷やして休み、もまない・無理に伸ばさない。復帰は、痛みがなくなってから段階的に進めます。
よくある質問
- 肉離れは、どれくらいで治りますか?
-
程度によって大きく違います。軽いものでも数週間かかることがあると言われるので、目安は医師に確認してください。
- 湿布を貼ってもいいですか?
-
症状をやわらげる目的で使われることがあります。使い方に不安があれば、薬剤師に相談してください。












