
理学療法士の仕事に、やりがいはありますか? 実際に働いて、どんなときに感じましたか?
理学療法士の仕事は、給料や働き方の悩みが取り上げられやすい一方で、やりがいを感じる瞬間も確かにあります。
僕は退職を選びましたが、患者さんにリハビリを行うこと自体は好きでした。
この記事では、僕が実際にやりがいを感じた3つの場面と、やりがいと働きやすさの関係を整理します。
個人が特定されないよう、内容は一部ぼかして書いています。
- 僕がやりがいを感じた3つの場面
- やりがいがあっても、辞めたくなる理由
- やりがいを感じやすい働き方の考え方
やりがいを感じた場面①|「どこに行っても良くならなかったのに」と言われた瞬間
一番強く記憶に残っているのは、患者さんから「どこに行っても良くならなかったのに」と言っていただいた瞬間です。
いくつもの医療機関を回っても改善しなかった症状が、リハビリを通じて少しずつ変わっていく。
その過程に関われたことは、専門職として、大きな手応えを感じた経験でした。
やりがいを感じた場面②|ご家族から、後日「ありがとう」と連絡があった
担当していた患者さんが亡くなったあと、ご家族から後日、「ありがとうございました」と連絡をいただいたことがあります。
リハビリの結果だけでなく、最後まで関わり続けた姿勢を見てくださっていたのだと、胸に残りました。
数字には表れにくい仕事の価値を、感じた瞬間でした。
やりがいを感じた場面③|患者さんのご家族から、対応そのものに感謝された
動作の改善だけでなく、患者さんやご家族への接し方・説明の仕方そのものに、感謝の言葉をいただいたこともありました。
リハビリは、身体の機能だけでなく、安心感や信頼関係も支える仕事だと実感できた場面です。
患者さんとの会話については、新人理学療法士におすすめな患者さんとの会話ネタ10選にもまとめています。
やりがいがあっても、辞めたくなることはある
やりがいを感じていても、僕は最終的に退職しました。やりがいと、働き続けられるかどうかは、別の問題だと考えています。
- 1日18単位のノルマなど、数字で評価される仕組みがつらかった
- 患者さんを治すと自分の単位が減るジレンマがあった
- 昇給のペースが緩やかで、基本給の伸びを感じにくかった
詳しくは、単位制のジレンマや年収の記事にまとめています。「仕事そのものは好き」でも、環境が合わなければ続けにくいことがあります。
やりがいを感じやすい働き方の考え方
| 視点 | 確認すること |
|---|---|
| 患者さんとの関わり方 | 1人あたりにかけられる時間・継続して担当できるか |
| 評価の仕組み | 単位や数字だけで評価されないか |
| 学びの環境 | 勉強会・研修・相談できる先輩がいるか |
| 生活とのバランス | 残業・休日・家庭との両立ができるか |
転職先を選ぶときの確認方法は、転職で失敗しないコツで紹介しています。
向き不向きの考え方は、理学療法士に向いている人・向いていない人も参考にしてください。
よくある質問
Q. 理学療法士のやりがいは、どんなところにありますか?
A. 患者さんの回復や、ご家族からの感謝など、人の生活に関われる点にやりがいを感じる人が多いです。
僕の場合は、患者さんやご家族からの言葉が大きな支えでした。
Q. やりがいがあれば、給料が低くても続けられますか?
A. 人によって違います。僕は、やりがいを感じていても、働く環境や収入の面で退職を選びました。
Q. やりがいを感じにくくなったら、どうすればいいですか?
A. 原因が仕事内容か、職場の環境かを切り分けてみてください。環境が原因なら、職場を変える選択肢もあります。
まとめ
理学療法士の仕事には、患者さんやご家族の言葉に支えられるやりがいがあります。一方で、やりがいと働きやすさは別の問題です。自分が何を大切にしたいかを整理して、働く環境を選んでみてください。








