
転職で「自分の強みは?」と聞かれて、うまく答えられません。理学療法士はどうやって強みを見つければいいですか?
転職の面接や書類では、自分の強みを言葉にする力が求められます。しかし、日々の業務の中で、強みを意識する機会は多くありません。
この記事では、理学療法士が自己分析で強みを見つける方法を、ワークの形で整理します。
書類への書き方は、履歴書・職務経歴書の書き方もあわせて参考にしてください。
- 経験の棚卸しのやり方
- 強みの見つけ方と言い換え
- 譲れない条件の決め方
- 面接・書類での伝え方
ステップ1|経験を棚卸しする
| 項目 | 書き出す内容 |
|---|---|
| 勤務先と期間 | どこで、何年働いたか |
| 担当した疾患・患者層 | よく担当した疾患、患者さんの年齢層 |
| 担当人数・業務量 | 1日の担当人数、業務の流れ |
| 役割・係 | 委員会、後輩指導、勉強会の担当など |
| 工夫したこと | 自分なりに改善したこと、続けたこと |
| うまくいったこと・失敗 | できたこと、反省したこと |
まずは、思いつく限り、事実を書き出すことが大切です。この段階では、評価や言い換えは考えなくて構いません。
ステップ2|強みと弱みを仕分ける
書き出した内容を見て、次の3つに分けてみてください。
- 自然とできていること(得意)
- 時間をかければできること(普通)
- 苦手と感じること(不得意)
自分では当たり前だと思っていることが、強みになる場合があります。周囲から「ありがとう」と言われたことも、手がかりになります。
ステップ3|強みを言葉にする
| 書き出した事実 | 強みの言葉の例 |
|---|---|
| 患者さんへの説明を、図や言葉を変えて工夫した | 分かりやすく伝える力 |
| 後輩の質問に、毎回時間をとって答えた | 後輩を育てる姿勢 |
| 記録や書類を、期限内に丁寧に仕上げた | 正確さ・責任感 |
| 勉強会に継続して参加した | 学び続ける姿勢 |
※上記は考え方の例です。ご自身の事実に基づいて、必ず書き換えてください。
ステップ4|譲れない条件を決める
強みの整理と同時に、次の職場に求める条件も整理しておきましょう。
- 給与(基本給・手当・賞与の内訳)
- 休日・残業・ノルマの有無
- 業務内容(患者層・外来か入院か)
- 教育体制・学べる環境
- 通勤時間・勤務時間
すべてを満たす職場はなかなかありません。
「これだけは譲れない」条件を、2〜3個に絞っておくと、求人を比べやすくなります。
ステップ5|面接・書類での伝え方
- 結論:強みを一言で伝える
- 根拠:その強みを発揮した具体的なエピソード
- 貢献:入職後に、どう活かすか
志望動機への落とし込み方は、志望動機の書き方にまとめています。面接で聞かれる質問は、よく聞かれる質問50選を参考にしてください。
自己分析でやりがちな失敗
| 失敗例 | 改善の方向性 |
|---|---|
| 強みが、抽象的すぎる | 具体的なエピソードを添える |
| 他人の強みと比べて、落ち込む | 自分の経験の事実だけを見る |
| 弱みを隠しすぎる | 弱みと、改善の工夫をセットで伝える |
| 転職したい理由だけで終わる | 次にやりたいことまで書き出す |
チェックリスト
- 経験を、事実として書き出した
- 得意・普通・不得意に仕分けた
- 強みを、一言で言える
- 強みの根拠になるエピソードがある
- 譲れない条件を、2〜3個に絞った
転職の時期の考え方は転職を考える時期、求人票の見方は転職で失敗しないコツを参考にしてください。
よくある質問
Q. 強みが思いつかないときは、どうすればいいですか?
A. 周囲から感謝されたことや、続けてきたことを書き出してみてください。事実の中に、強みの手がかりがあります。
Q. 自己分析は、どれくらい時間をかければいいですか?
A. 数日に分けて、少しずつ書き足すのがおすすめです。一度に完成させようとしなくて構いません。
Q. 強みは、いくつ用意しておけばいいですか?
A. 2〜3個が目安です。それぞれにエピソードを添えて、一言で説明できる状態にしておきましょう。
まとめ
強みは、経験を事実として書き出し、仕分けして、言葉にすることで見つかります。譲れない条件もあわせて整理し、面接や書類で伝えられる形にまとめましょう。








