リハビリの前後に、バイタルサインを測るように言われたけれど、どこを見ればいいか不安。そんな新人向けに、基本の見方と流れを整理しました。
※本記事は、筆者の経験と一般的な情報をもとにした内容です。数値は一般的な目安で、基準や中止の判断は、職場の決まりや医師の指示を優先してください。

バイタルって、どこを見ればいいんですか?



数値だけでなく、患者さんの様子とあわせて見ることが大切です。基準は職場や患者さんで違うので、一般的な目安を紹介します。
バイタルサインとは
バイタルサインは、体の状態を示す基本的な指標で、脈拍、血圧、呼吸数、体温、SpO2などを指します。リハビリの前後や途中で確認して、安全に行えるかを判断する材料になります。
主な項目と一般的な目安
| 項目 | 一般的な目安 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 脈拍 | 安静時で、1分間に60〜100回程度 | 速さ、リズム、強さ |
| 血圧 | 患者さんごとに、基準が違う | 運動の前後での変化 |
| SpO2 | 96%以上が目安とされる | 運動中の低下 |
| 呼吸数 | 1分間に12〜20回程度 | 息切れ、呼吸のしかた |
| 体温 | 平熱は個人差がある | 発熱の有無 |



目安は、あくまで一般的なものです。患者さんごとの基準は、必ず確認してください。
測定の流れ
運動の中止基準など、決まりがあるかを確認します。
リハビリを始める前に、落ち着いた状態で測ります。
顔色、息切れ、ふらつきなどを、よく見ます。
運動前と比べて、どのくらい変化したかを確認します。
気になる変化は、先輩や医師に報告し、記録に残します。
注意したいサイン
- 顔色が悪い、冷や汗が出ている
- 息苦しさや、胸の痛みを訴えている
- ふらつきや、めまいがある
- 普段と比べて、反応や話し方が違う



「いつもと違う」と感じたら、迷わず、すぐに周りの人に相談してください。
まとめ
バイタルサインは、数値と患者さんの様子をあわせて見ることが基本です。基準は職場や患者さんごとに違うため、必ず確認し、異常があればすぐ報告してください。
よくある質問
- 基準値は、全員同じですか?
-
患者さんの病気や状態によって、基準は違います。医師の指示や、職場の決まりを必ず確認してください。
- 異常を見つけたら、どうすればいいですか?
-
運動を中止し、先輩や医師にすぐ報告してください。自分だけで判断しないことが大切です。











