説明したつもりなのに、患者さんに伝わっていない。そんな悩みをもつ新人向けに、専門用語の言いかえ例と、伝わる話し方のコツをまとめました。
※本記事は、筆者の経験と一般的な情報をもとにした内容です。職場で決められた説明のルールや書式がある場合は、そちらを優先してください。

説明しても、患者さんに伝わっていない気がして…



言葉選びは難しいですよね。専門用語の言いかえ例と、話し方のステップを、まとめました。
専門用語を、言いかえてみる
普段、何気なく使っている専門用語は、患者さんには伝わらないことがあります。まずは、よく使う言葉の言いかえ例を見てみます。
| 専門用語 | 言いかえの例 |
|---|---|
| 屈曲 | 曲げる |
| 伸展 | 伸ばす |
| 可動域 | 動く範囲 |
| 筋力 | 力の入り具合 |
| 拘縮 | 関節が固くなること |
| 浮腫 | むくみ |



言いかえは、相手や状況によっても変わります。相手の反応を見ながら選んでください。
伝わる話し方のステップ
「今日は、膝を伸ばす運動をします」のように、まず何をするかを伝えます。
長い説明は避けて、1つずつ区切って伝えます。
体の仕組みを、身近なものにたとえると、イメージしやすくなります。
言葉だけでなく、やって見せたり、一緒に動いたりします。
「ここまで、大丈夫ですか?」と声をかけ、反応を確かめます。
避けたいNG例
- 専門用語や略語を、そのまま使う
- 一度に、たくさんの情報を伝える
- 相手の質問を、さえぎってしまう
- 「大丈夫です」だけで、理由を説明しない



相手が「分かった」と言っても、本当に伝わったかは、もう一度確認すると安心です。
まとめ
患者さんへの説明は、専門用語を言いかえ、結論から短く具体的に話し、理解できたかを確認するのが基本です。
よくある質問
- 専門用語を、全く使ってはいけませんか?
-
必要なときは使っても構いません。ただし、その場で意味を説明するなど、相手が理解できるようにすることが大切です。
- 説明が苦手なときは、どうしたらいいですか?
-
先輩の説明を観察する、言いかえ例をメモしておくなど、少しずつ慣れていく方法があります。






