
転職を考えているのですが、いつ動き出すのがいいのでしょうか。早すぎても遅すぎても不安です。
理学療法士の転職は、「何年目なら正解」と決まっているわけではありません。
ただ、年次ごとに求められることや、転職先から見られるポイントは変わってきます。
僕は4年目頃から「このままでいいのか」と感じ始め、7年目に実際に転職活動をしました。
この記事では、1年目・3年目・5年目・10年目前後の考え方と、僕自身の経験をもとにした振り返りをまとめます。
- 年次ごとの転職の考え方と注意点
- 転職活動を始める前にやっておきたい準備
- 僕が7年目に転職活動をして感じたこと
結論|年数より「理由」と「準備」で決める
転職の時期は、年数だけで決めるものではありません。
「なぜ転職したいのか」と「次に何をしたいのか」を言葉にできているかが、どの年次でも一番大切です。
その前提のうえで、年次ごとの考え方を整理します。
年次別|転職を考えるときのポイント
1年目|まずは「辞めたい理由」を整理する
1年目は、業務に慣れるだけでも精一杯の時期です。
つらさの原因が「慣れていないから」なのか「職場の環境そのもの」なのかを切り分けると、判断しやすくなります。
1年目の悩みと考え方は、こちらの記事にまとめています。
1年目で辞めたいのは甘え?
3年目前後|一通りの業務を経験したタイミング
3年目前後は、基本的な業務を一通り経験し、自分の得意・不得意や、職場の良し悪しが見えてくる時期です。
「今の職場で伸ばせること」と「他の環境で経験したいこと」を比べやすくなります。
僕は、今振り返ると3年目頃に一度転職しておけばよかったと感じています。
当時は動かなかった分、迷いを抱えたまま年数だけが過ぎてしまった感覚があるためです。
もちろん、転職を勧めるわけではありません。ただ、「情報収集だけでも早めに始める」ことには意味があったと思っています。
5年目前後|経験を武器に条件を比べる
5年目前後は、経験を活かした転職がしやすくなる時期だと考えられます。
これまでの担当疾患や、後輩指導の経験などを整理しておくと、面接で伝えやすくなります。
10年目前後|給与・役割・働き方で比べる
10年目前後になると、給与の伸びや、役職・役割の面で悩む人が増えます。
僕も、基本給の伸びが緩やかなことに悩みました。
詳しい数字は、こちらの記事にまとめています。
理学療法士の年収は低い?
僕の場合|7年目に転職活動をして感じたこと
僕は4年目から「このままでいいのか」と感じ始め、7年目に実際に転職活動をしました。
回復期病院から内定をもらいましたが、給料が今の職場より月5〜6万円ほど下がる条件でした。
その差を受け入れられず、転職は見送りました。
「今の職場にいても給料は上がらない。でも、転職すると下がるかもしれない」という板挟みは、迷いのひとつの原因でした。
動き出す前に、条件で譲れないラインを決めておくことの大切さを、この経験から学びました。
転職活動を始める前の準備チェックリスト
- 転職したい理由を、書き出して整理した
- 次の職場に求める条件(給与・休日・業務内容)に優先順位をつけた
- 就業規則で退職の申し出期限を確認した
- 有給の残日数と、賞与の支給日・在籍要件を確認した
- 転職サイトに登録して、まず求人の相場を見た
求人票で確認したい項目は、理学療法士の転職で失敗しないコツにまとめています。
退職・有給・ボーナスの基本は、転職日記 第1話も参考にしてください。
転職時期を決める3つの軸
年次のほかに、次の3つの軸で時期を考えると、判断しやすくなります。
| 軸 | 確認すること | ポイント |
|---|---|---|
| お金・制度 | 賞与の支給日と在籍要件/有給の残日数 | 辞める時期によって、受け取れる金額が変わることがある |
| 生活・家庭 | 引っ越し・結婚・出産・家族の状況 | 生活の変化と重なると負担が大きいため、早めに見通しを立てる |
| 求人・採用 | 希望する施設の募集の有無・入職希望時期 | 採用の時期は施設ごとに異なるため、複数の求人を見て相場をつかむ |
退職の意思を伝えてから実際に辞めるまでには、引き継ぎや有給消化を含めて数か月かかることもあるため、入職したい時期から逆算して動き出すのが基本です。
退職・有給・ボーナスの基本は、転職日記 第1話にまとめています。
転職活動の流れとスケジュール例
| 時期の目安 | やること |
|---|---|
| 転職を決める前 | 理由の整理、条件の優先順位づけ、求人情報の収集 |
| 活動開始 | 転職サイトへの登録、求人の比較、気になる施設の職場見学 |
| 応募・面接 | 書類の準備、面接対策、条件の確認 |
| 内定後 | 条件の書面確認、退職の申し出、引き継ぎの準備 |
| 退職・入職 | 有給消化、挨拶、新しい職場での手続き |
面接の準備には、転職理由の答え方も参考になります。
転職の時期で避けたい動き
- 理由を整理しないまま、勢いで退職を伝えてしまう
- 次の職場が決まる前に、条件を確認しないまま退職日を決める
- 有給やボーナスの条件を確認しないまま動く
- 求人を1〜2件しか見ずに、相場を知らないまま決める
- 辞めたい気持ちだけで、「次にやりたいこと」を考えていない
一方で、「まだ早いかな」と迷って動かないままでいると、判断材料が増えないままになりがちです。
転職を決めていなくても、求人を見る・条件を比べる・準備を始めるだけなら、今日からでもできます。
よくある質問
Q. 理学療法士は何年目で転職するのが多いですか?
A. 決まった年数はなく、人によって異なります。年数よりも、転職の理由と準備ができているかを基準にするのがおすすめです。
Q. 1年目で転職すると不利になりますか?
A. 転職先によって見方は異なります。短期間で辞める理由を、前向きに説明できるように整理しておくことが大切です。
Q. 転職するか迷っているときは、何から始めればいいですか?
A. 退職を決めなくても、まずは求人を見て相場を知ることから始められます。条件の比較ができると、今の職場の良し悪しも見えやすくなります。
まとめ
転職の時期は、何年目かよりも、理由と準備が整っているかで決めるのがおすすめです。
僕自身は、今振り返ると3年目頃に一度動いておけばよかったと感じていますが、動き出すきっかけは人それぞれだと思います。
迷っているなら、まずは情報収集だけでも始めてみてください。









コメント
コメント一覧 (1件)
[…] ります。転職の考え方は、転職を考える時期を参考にしてください。 […]