リハビリ中に、患者さんが転んでしまったら。あわてずに動くための初動の流れと、報告・記録のポイントを、新人向けに整理しました。
※本記事は一般的な情報です。職場に転倒時の対応マニュアルがある場合は、そちらを優先してください。判断に迷うときは、すぐに周りの人や医師に相談してください。

患者さんが転んだとき、最初に何をすればいいですか?



頭が真っ白になりますよね。一般的な流れを整理しましたが、職場のマニュアルが最優先です。
まず、あわてず状況を確認する
転倒したら、まず自分が落ち着くことが大切です。そのうえで、患者さんの状態を確認し、周りの人に助けを呼びます。
初動の流れ
名前を呼び、返事があるか、話せるかを確認します。
頭や首を打った可能性があるときは、動かさず、すぐに人を呼びます。
どこが痛いか、出血や変形がないか、呼吸や顔色に変化がないかを見ます。
職場の決まりに従って、状況を正確に伝えます。
何が起きて、どう対応したかを、事実として記録します。



自分だけで判断せず、すぐに周りの人に相談することが、いちばん大切です。
報告と記録のポイント
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| いつ・どこで | 日時と場所、そのときの状況 |
| 何が起きたか | どのように転んだか(見ていた事実) |
| 患者さんの様子 | 痛み、出血、意識、バイタルなど |
| 対応 | 誰に報告し、どう対応したか |
| その後の経過 | 受診や、検査、様子の変化 |
転倒を防ぐために
- 環境(床の物、段差、照明)を確認する
- 靴や、杖・歩行器が合っているか確認する
- 患者さんの状態や、当日の様子を見て無理をさせない
- 介助が必要な場面では、そばを離れない
まとめ
転倒時は、落ち着いて状態を確認し、むやみに動かさず、周りに助けを呼んで報告・記録するのが基本です。職場のマニュアルを必ず確認してください。
よくある質問
- 転倒させてしまったら、責任は自分にありますか?
-
状況によって違います。まず事実を正確に報告し、職場の手順に従って対応してください。ひとりで抱え込まないことが大切です。
- 起き上がれそうでも、動かしていいですか?
-
頭や首を打った可能性、強い痛みがあるときは、むやみに動かさず、職場の決まりに従って、人を呼んでください。







