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理学療法士の資格・認定の選び方|取る前に考えたい目的と費用対効果

理学療法士の資格の選び方

スキルアップのために資格を取りたいのですが、認定や専門など種類が多くて、何を選べばいいか分かりません。

理学療法士が取れる資格や認定には、協会の制度、学会の認定、周辺分野の資格など、さまざまな種類があります。


目的をはっきりさせずに取ると、時間とお金をかけたのに活かせなかった、ということにもなりかねません。

僕は認定理学療法士を取得しましたが、取得後に感じたこともあります。
この記事では、資格を選ぶ前に考えたいことを、僕の経験とあわせて整理します。

この記事でわかること
  • 理学療法士が目指せる資格・認定の種類
  • 資格を選ぶ前に整理したい「目的」
  • 費用対効果の考え方と、取らないという選択肢

※制度の要件・費用・更新条件は変わることがあります。取得を検討するときは、必ず各団体の公式情報で最新の内容を確認してください。

目次

理学療法士が目指せる資格・認定の種類

種類例特徴
協会の認定制度認定理学療法士・専門理学療法士日本理学療法士協会が定める制度。専門分野の知識や実績を示せる
学会・団体の認定呼吸療法認定士・心臓リハビリテーション指導士など特定分野の知識を示す資格。分野ごとに要件が異なる
周辺分野の資格福祉住環境コーディネーター・ケアマネジャーなど介護・福祉・住環境など、関連分野の知識を広げられる
ビジネス・お金FP(ファイナンシャルプランナー)など臨床以外の視点を学べる
理学療法士が検討しやすい資格・認定の例

資格を選ぶ前に考えたい3つのこと

1. 取る目的を決める

  • 臨床の知識・技術を深めたい
  • 今の職場で評価や役割を得たい
  • 転職で強みとして示したい
  • 副業や臨床以外の仕事に活かしたい

目的によって、選ぶ資格はまったく変わります。「周りが取っているから」という理由だけで決めないことが大切です。

2. 今の職場で評価されるか確認する

資格を取っても、職場で手当や評価につながるかどうかは、施設によって違います。
取得前に、手当の有無や、役割への反映があるかを確認しておくと安心です。

3. 費用と時間を見積もる

受講料、研修会への参加費、レポートや症例の準備に必要な時間など、資格によって負担は大きく異なります。


仕事や家庭との両立ができるか、現実的に見積もってから決めましょう。

僕の場合|認定理学療法士を取得して感じたこと

僕は認定理学療法士を取得しました。
勉強を通じて知識が深まったことは確かです。


一方で、僕の職場では、認定資格を取っても収益や給料に直接つながる仕組みがありませんでした。

看護師には認定を取ると加算がつく制度があるのに対し、理学療法士は診療報酬上の評価が限られている、という点に違和感を持った時期もあります。


職場による違いが大きいため、「資格が給料に直結するかどうか」は事前に確認しておくことをおすすめします。

また、僕はFP2級も持っていますが、実務で活用した経験はなく、資格としてのみ保有しています。


「取ること」が目的になってしまうと、活かせない資格が増えてしまいます。給料や昇給の構造については、理学療法士の年収の記事でも触れています。

取らないという選択肢もある

資格は、あくまで目的を達成するための手段です。
次のような場合は、無理に取らず、別の方法を選ぶのも一つの考え方です。

  • 目的が「なんとなく不安だから」だけの場合
  • 費用・時間の負担が、仕事や家庭に影響しそうな場合
  • 職場で評価や手当に反映されない場合
  • 資格より、臨床経験や実績を積むほうが転職に有利な場合

転職を考えている場合は、資格よりも、求人票や職場の確認のほうが優先度が高いこともあります。

資格取得前のチェックリスト

  • 取る目的を、一言で言える
  • 公式サイトで、最新の要件・費用・更新条件を確認した
  • 職場で評価や手当に反映されるか確認した
  • 費用と時間を、仕事・家庭と両立できる見通しがある
  • 取得後にどう活かすか、イメージできている

目的別|資格を選ぶときの考え方

目的考え方の例
臨床の力を伸ばしたい協会の認定・専門制度や、学会の認定など、臨床の専門性に直結するものを検討する
転職でアピールしたい応募先が重視する分野の資格か、求人票や面接で確認する
今の職場で評価されたい手当や役職への反映があるかを、上司や就業規則で確認する
臨床以外にも活かしたいお金・介護・住環境など、関連分野の資格が選択肢になる
目的別の考え方の例

同じ資格でも、目的によって「取る価値」は変わります。目的に合っているかを軸に選びましょう。

資格取得のスケジュールの立て方

  • 公式サイトで、要件・費用・更新条件を確認する
  • 必要な研修・単位・症例などを、年単位で書き出す
  • 仕事と家庭の予定を考えて、現実的なスケジュールにする
  • 途中で見直せるように、余裕を持った計画にする

資格によっては、取得までに年単位の時間がかかります。
途中で続けられなくならないよう、無理のない計画を立てることが大切です。

資格以外のスキルアップの方法

資格を取らなくても、スキルアップの方法はたくさんあります。

  • 勉強会や研修会に参加する(勉強会に行きたくないのは普通?も参考に)
  • 症例検討や、職場内の勉強会で発表する
  • 後輩や学生の指導を通じて、知識を整理する
  • 英語やITなど、臨床以外のスキルを身につける
  • ブログやSNSなど、情報発信を通じて学びを深める

資格は一つの手段です。
自分の目的に合う方法を選んでみてください。

よくある質問

Q. 理学療法士の資格は取らないと不利ですか?

A. 必ずしもそうではありません。目的や職場の評価の仕組みによって、取る価値は変わります。

Q. 認定理学療法士を取ると給料は上がりますか?

A. 職場によって異なります。

手当や評価に反映される職場もあれば、反映されない職場もあるため、事前に確認が必要です。

Q. 資格の費用や要件はどこで確認できますか?

A. 日本理学療法士協会や、各学会・団体の公式サイトで最新の情報を確認してください。

まとめ

資格を選ぶときは、目的・職場での評価・費用と時間の3つを先に整理するのがおすすめです。


僕は認定理学療法士を取得しましたが、職場によっては収益や給料に直結しない場合もあると感じました。


取る前に目的を明確にして、自分に合った選択をしてみてください。

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この記事を書いた人

10年目の現役理学療法士(PT)です。
当サイト「リハジョブ」では、「理学療法士が60歳まで不安なく働ける」ことをテーマに理学療法士の悩み・転職情報を中心に発信しています。
私は10人以上のSV(スーパーバイザー)、30人以上の実習生を指導。FP2級を取得し、社会人として必要な税金・金融・ライフプランの知識を網羅。
現役理学療法士で将来に不安を感じている方も多いと思います。少しでもその不安・悩みを解決していただけるよう、全力でサイト運営していきます。

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