18単位のノルマがある職場では、1日がどのように過ぎていくのでしょうか。
この記事では、私が整形外科クリニックで経験した、18単位ノルマのある平日の流れを、時刻つきで紹介します。

18単位って、1日にどのくらい大変なんですか?



リハビリの時間だけでなく、その前後も含めて拘束されるのがポイントです。1日の流れを見てみましょう。
18単位ノルマとは
リハビリは、20分を1単位として算定されます。私の職場では、1日18単位を目標にすることが求められていました。
単位の仕組みと、患者さんが治ると自分の単位が減るというジレンマは、単位制のジレンマの記事に書いています。
私の平日の流れ
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 8:10 | 出勤、準備 |
| 8:30〜12:30 | 患者さんの治療 |
| 12:30〜14:00 | 休憩(勉強、実習生対応、書類、仮眠など) |
| 14:00〜18:00 | 患者さんの治療 |
| 18:00以降 | 残業 |
午前と午後で、合計8時間ほど、患者さんの治療が続きます。休憩の時間も、実習生の対応や書類の作業が入ることがありました。
残業の実態
- 始業前にも、拘束される時間があった(残業代なし)
- 昼休みも、拘束される時間があった(残業代なし)
- 18単位に満たない日は、残業代がつかなかった
- 全スタッフの治療が終わるまで待機する必要があった
- 消灯・施錠まで担当し、19〜20時ごろの退勤が当たり前になっていた
他職種は先に帰宅する中、理学療法士は全員の治療が終わるまで待つ、という状況でした。
一番つらかったのは「待つだけの時間」
私が一番つらかったのは、自分にやることがないのに、他のPTの治療が終わるまで待たなければならなかったことです。
18単位を満たしていれば、残業代は出ます。
ただし、治療が終わる時刻は人によって違い、18時50分に終わる人もいれば、18時20分に終わる人もいます。
18時20分に終わっても、全員が帰るまで待たなければならず、その間は残業代が出ませんでした。
つまり、同じ時間まで職場に残っていても、残業代が出る時間と、出ない時間が人によって違う、という状態でした。
待っている間は、業務をしているふりをしたり、時間があるときは勉強をしたりして過ごしました。
やるべきことがあるときは、それをやっていました。
18単位に届かない日の圧
18単位に届かない日があると、上司や職場から「少ないね」といった、プレッシャーを感じる言葉をかけられました。
雨や体調不良による患者さんのキャンセルで、単位が減る日もあります。自分では調整しにくい要因なのに、数字だけで見られるのは、精神的な負担でした。
同じ状況で悩んでいる人へ
- 拘束された時間を、日付と内容でメモしておく
- 就業規則で、始業前・昼休み・待機時間の扱いを確認する
- 不安なら、労働基準監督署などの公的な窓口に相談する
- 環境を変える選択肢も、早めに知っておく
残業の考え方や、サービス残業に当たる可能性は残業の記事で整理しています。
労働時間の考え方は、厚生労働省の公式情報で確認できます。条件は職場ごとに異なります。
こうした仕組みの背景は給料が上がらない理由の記事に、職場を変える場合はノルマのない職場の探し方にまとめています。
まとめ
18単位ノルマのある職場では、リハビリ以外の拘束時間や、待つだけの時間が、大きな負担になりがち
自分の働き方を記録して、おかしいと感じたら、早めに相談や転職を考えてみてください。








