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職場に理学療法士の歩合(インセンティブ)制が導入されました

職場に理学療法士の歩合(インセンティブ)制が導入されました

※本ページには、プロモーションが含まれています。こんにちは!平社員Kです。

整形外科クリニックで働いていた11年目の理学療法士です。私は今の会社に不満があり、転職を希望しています。そんな会社ですが、なんと先日『歩合(インセンティブ)制』が導入されたのです!

今回の記事では、歩合制が導入された背景やインセンティブの具体的な内容を紹介していきます。

理学療法士の方、特に歩合制の職場を希望している理学療法士の方には、とても参考になる記事になっています。ぜひご覧ください。

目次

本記事の信頼度

きよぽ

・11年目の理学療法士
・整形外科クリニックでの勤務経験あり
・FP2級取得

私は、整形外科クリニックで働いていた11年目の理学療法士です。平社員だからこそ分かる、理学療法士の悩みや体験談をお届けします!金融・経済・ライフスタイルの専門家であるFPの資格を取得しています。

FPの知識を生かして、社会的立場から見た理学療法士にとって必要なことを発信します。

歩合(インセンティブ)制度が導入された

私は地元の一般的な整形外科クリニックで働いています。今までは基本給+各種手当、残業代といった給与内容でした。詳しくはこちら↓をご覧ください。

ところが、今月より歩合制が導入されたのです。医療従事者は病院で働くことが多く、基本給が設定されています。

訪問看護ステーションなどの訪問リハビリでは件数に応じたインセンティブが発生することもあります。

しかし、私の職場のように一般的な整形外科クリニックでインセンティブが発生することは珍しいのではないかと思います。

なぜ歩合(インセンティブ)制度が導入されたのか?

今月からインセンティブが発生することになったのですが、なぜそのようになったのでしょうか?ここからは、その背景を紹介していきます。

理由は、病院の残業代の払い方に従業員が不満を感じていたからです。

どんな残業代の払い方だったのか、詳しく知りたい方は、私が働く整形外科クリニックの不満点をまとめていますので、こちらをご覧ください↓

簡単に言ってしまうと、残業をしているのに残業代を貰えないサービス残業があったのです。

残業代を貰えない基準

それでも、毎回残業代が貰えない訳ではないんです。病院として残業代を払う基準があるのです。

当院の基準

✓18単位以下の場合
✓18時以降の患者さんがいない場合

医療業界の皆さんなら、「18単位」という言葉に敏感なのではないでしょうか?なぜ18単位という言葉が有名なのか?日経メディカルの記事に以下の文章がありました。

病院経営上、セラピストの方々が1日18単位(1単位20分)リハビリを実施できていれば、1人当たりの「生産性」の観点から問題ないと判断できる数字と言われています。

言い換えれば、セラピストの給与水準から考えても、業務時間から考えても、最低1日当たり18単位リハビリを実施できると十分利益を確保できる、ということです。

日経メディカル

つまり、理学療法士は18単位が給料分働いたことになるということです。

だからと言って、18単位以下だから残業がつかないのは謎ですし、18単位満たないのは経営側の問題もあるんじゃないの?

って思ってしまいます。外に営業にでて身体が痛い人を見つけてこいっていうんですかね?

また18時以降に患者さんがいない場合も残業代は発生しません。これって当たり前といえばそうなんですが、私のクリニックの場合は全スタッフがリハビリを終えるまで待たないといけないんです。

つまり、社員Aは18時以降洗濯物や掃除をしてるのに残業代なし、社員Bは18時以降にリハビリをしているから残業代ありとなるのです。

やる事も終えて、残業代もつかないなら帰りたいのが正直な気持ちです。

従業員の不満爆発

しかも、残業代が削られるのは理学療法士だけなんです。看護士・放射線技師・リハ助手・事務などは通常通り残業代が支給されるのです。

こんな毎日をずーっと過ごしていていると、仕事のモチベーションも下がってしまいますよね。

私を含めた理学療法士達は、院長への不満が大爆発していました。

部長を通じて、残業代について交渉するものの認められない日々が続くことで、院長への不満が態度に出てしまっていたんだと思います。

院長からの提案

そうした態度をみて、院長から提案があったのです。それが歩合(インセンティブ)制の導入でした。

18人以下の場合は、今まで通り残業代は払えないが、18人以上算定したすれば、それ相応のインセンティブが発生するという提案です。

残業代が貰えないことに不満はあるものの、やった分だけの成果が与えられることは素直に嬉しかったです。

具体的な歩合制の内容

院長から提案された歩合制の内容は、こんな感じでした。

歩合制の内容

✓1日:19単位から1単位につき100円プラス
✓1週間:90単位から1単位につき100円プラス

1単位につき100円という少ない金額とは言え、外来リハの理学療法士の人数は8人いるので、塵も積もれば山となります。

経営が苦しい中でも、少しでも理学療法士がモチベーションが上がるように歩合制を提案してくれたことに対して、感謝の気持ちがありました。

それと同時に院長の経営手腕に尊敬も覚えました。

お金がないから残業代を払わないのに、逆に歩合制にすることで理学療法士のモチベーションを上げて集客を促す、なんて自分には全くない発想だったからです。

1日:19単位から1単位につき100円プラス

歩合制の1つ目が『1日:19単位から1単位につき100円プラス』にすることでした。

つまり、1日20人リハビリすれば200円手当てがつくということです。

1週間:90単位から1単位につき100円プラス

歩合制の2つ目が『1週間:90単位から1単位につき100円プラス』にすることでした。

理学療法士の1週間の最大単位は108単位です。最大で1800円の手当てになります。つまり、歩合制①②を合わせると最大で週3,600円の手当てになるのです。

1カ月で14,400円です。

知っておきたい|歩合制と残業代の基礎知識

この記事では、僕の職場で起きたことを紹介しました。

ここで、歩合(インセンティブ)制や残業代に関する基本的なルールを、公的な情報で確認しておきます。

僕は弁護士や社会保険労務士ではないため、個別の判断はできません。あくまで一般的な基礎知識として読んでください。

残業代(割増賃金)の割増率

厚生労働省の情報によると、労働基準法第37条では、時間外労働や深夜労働に対する割増賃金について次のように定められています。

労働の種類割増率
時間外労働(法定労働時間を超える労働)1時間あたりの賃金の2割5分以上
深夜労働(原則として午後10時〜午前5時)1時間あたりの賃金の2割5分以上
法定休日労働1時間あたりの賃金の3割5分以上
1か月60時間を超える時間外労働5割以上
割増賃金の割増率(労働基準法第37条)

出来高給(歩合)の場合の時間単価

厚生労働省は、出来高給の場合の1時間あたりの賃金額について、「出来高給を算定期間中の総労働時間で除した金額」を基に計算する、と示しています。

歩合給があるからといって、残業の考え方がなくなるわけではありません。

気になるときは

自分の職場の給与の仕組みや残業代の扱いに疑問がある場合は、就業規則や雇用契約書を確認し、必要に応じて職場の上司や、労働基準監督署内の総合労働相談コーナーなどの公的な窓口に相談するのも一つの方法です。

出典:厚生労働省 労働基準関係の事業主向けQ&A(賃金・割増賃金のページ)

今後の展望

最大で14,400円の手当てになると説明しましたが、実際には毎日限界まで算定できる訳でもありませんし、祝日や長期休暇もあるので、もっと安い金額に落ち着くことになると思います。

個人経営の会社なので、院長の一存で今回のようなことが決定します。良いこともあれば悪いこともあります。

本当にしっかりと支払われるのか、実際にどのくらい手当てが支払われるのか、またお伝えしていければと思います!

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この記事を書いた人

11年目の理学療法士(PT)です。
当サイト「リハジョブ」では、「理学療法士が60歳まで不安なく働ける」ことをテーマに理学療法士の悩み・転職情報を中心に発信しています。
私は10人以上のSV(スーパーバイザー)、30人以上の実習生を指導。FP2級を取得し、社会人として必要な税金・金融・ライフプランの知識を網羅。
現役理学療法士で将来に不安を感じている方も多いと思います。少しでもその不安・悩みを解決していただけるよう、全力でサイト運営していきます。

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