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【安い!】20代理学療法士の給料明細を年収から手取りまで完全公開

※本ページには、プロモーションが含まれています。

こんにちは!平社員Kです。

私は整形外科クリニックに勤める9年目の理学療法士です。

今回は、こういった質問に答えていきます。

自分の職場の給料が安いって感じるんだけど、他の理学療法士の給料はいくらぐらいなの?年収や手取りを教えてほしい。

理学療法士は国家資格で安定していますが、お世辞にも高給とは言えません。

給料面に悩みを感じている理学療法士は多いのではないでしょうか?転職する際にも「今の給料より下がったら嫌だな」と考えている方もいらっしゃると思います。

給料面の待遇を聞きたくても、理学療法士の友達にも給料の話ってしずらいですよね?友達から給料を聞いて、その病院に就職してみたらめちゃくちゃ安かった。なんてよくある話です。どうしても見栄を張って伝えてしまいがちです。

今回の記事では、クリニックに勤める9年目理学療法士のリアルな給料明細を公開します。毎月の給料、手取り、ボーナス、年収まで嘘偽りのない理学療法士の本当の給料を公開していきます。

現役の理学療法士の方、特に転職を考えている理学療法士の方には、とても参考になる記事になっています。ぜひご覧ください。

目次

本記事の内容

内容

・平社員Kのプロフィール
・病院の勤務形態

・9年目理学療法士の給料
9年目理学療法士のボーナス
9年目理学療法士の年収

本記事の信頼度

・現役9年目の理学療法士
・整形外科クリニックに勤務
・FP2級取得

私は、整形外科クリニックに勤める9年目の理学療法士です。

平社員だからこそ分かる、理学療法士の悩みや体験談をお届けします!

金融・経済・ライフスタイルの専門家であるFPの資格を取得しています。FPの知識を生かして、社会的立場から見た理学療法士にとって必要なことを発信します。

平社員Kのプロフィール

はじめに平社員Kの自己紹介をしていきます。

性別男性
職種理学療法士(PT)
養成校4年制大学
家族構成5人家族(夫、妻、子供3人)
資格理学療法士、FP3・2級

平社員Kは「理学療法士が60歳まで不安なく働ける」をテーマに「リハジョブ」を運営しています。サイト理念と目的については、こちらをご覧ください↓

病院の勤務形態

平社員Kが勤める病院の勤務形態です。

病院クリニック・通所リハ
雇用形態正社員
勤務時間8:00~18:00
休日水・土(PM)、日・祝
勤続年数9年
ボーナス夏冬2回:計4.0カ月
有給取得しやすい
残業毎月10時間ほど

※定時は18:00までですが、毎日残業があるので実際には19:00に業務終了です。

9年目理学療法士の給与明細

それでは、9年目理学療法士の給与明細を公開していきます。

まずは毎月の基本給や手取りについてです。

総支給額

基本給23万2,400円
職務手当3万円
住宅手当5,000円
通勤手当2,200円
残業手当2万4,783円
文書作成手当4,500円
29万8,883円

総支給額は、基本給・職務手当・住宅手当・通勤手当・残業手当・文書作成手当から成っています。

職務手当というのは、国家資格を有している看護師・理学療法士・作業療法士・放射線技師が受け取る資格手当です。住宅手当は、もともと皆勤手当だったのですが、形を変えて全員一律の5,000円となりました。残業手当は当月は2万4,783円で、時給に換算すると約2,100円です。

文書作成手当というは、書類業務の作成手当です。昔は事務の方が書類業務をしていたのですが、退職されたことで理学療法士が請け負うこととなりました。結果、文書作成手当として労働分を金銭で補填してくれる形となりました。

全て合計して、29万8,883円です。

差引支給額(手取り)

先ほどの29万8,883円から住民税・所得税、保険料や厚生年金など6万352円を引いた金額が差引支給額(手取り)です。

結果から言うと、9年目理学療法士の手取りは、23万8,531円です。

これから理学療法士を志す皆さん、これが現実です。現役理学療法士の皆さんいかがでしょうか?もしかして「給料高いなぁ~」「うちの病院より全然いい」なんて思ってます?

その代わり整形外科クリニックは拘束時間が長く、個人経営にありがちな理不尽が多いです。

クリニックの理学療法士の1日のタイムスケジュールや不満点については、こちらをご覧ください↓

9年目理学療法士のボーナス

ボーナスは夏・冬2回の計4.0カ月です。

画像は前年度のボーナスなので、前年度の基本給(22万5,000円)×2カ月の45万1,000円が支給され、住民税・所得税、保険料や厚生年金など8万321円を引いた37万679円がボーナスの手取りとなります。

37万679円のボーナスが夏冬2回分あるので、1年間のボーナス合計は74万1,358円です。

74万1,358円って同世代の平均よりも多いの?少ないの?気になったので調べてみました。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」をもとに、企業規模10~999人の大学・大学院卒の年齢別の年間賞与その他特別賞与額を見ていきましょう。年間賞与というのは、1年間のボーナス合計のことです。

年齢別年間賞与額はこちら↓

年齢年間ボーナス平均支給額
20~24歳32万2,700円
25~29歳72万7,800円
30~34歳94万900円
35~39歳109万8,100円
40~44歳131万4,700円
45~49歳158万600円
50~54歳171万5,300円
55~59歳163万9,700円
出典:厚生労働省(賃金構造基本統計調査

私のボーナス74万1,358円に対して年齢別の平均は94万900円でした。世の中の平均よりも20万円も下回っている結果に・・・

ちなみに業界別支給額も見たのですが、医療・福祉系の1回あたりのボーナス平均支給額は27万6,147円でした。

9年目理学療法士の年収

次に年収を見ていきましょう。

年収は赤枠の部分です。435万2,603円が年収になります。年収には、毎月の給与とボーナスが含まれています。青枠は所得です。年収から所得控除を引いた金額になります。

先ほどと同様に、年収435万2,603円が多いのか?少ないのか?厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」をもとに年齢別の年収を見ていきましょう。

年齢男性女性
20~24歳277万円241万円
25~29歳393万円316万円
30~34歳458万円309万円
35~39歳518万円311万円
40~44歳571万円317万円
45~49歳621万円321万円
50~54歳656万円319万円
55~59歳668万円311万円
出典:厚生労働省(賃金構造基本統計調査

私の年収435万2,603円に対して年齢別の平均は458万円でした。ボーナスに続いて世の中の平均よりも20万円も下回っている結果になりました。

年齢別の平均では、30歳以降も年収は継続的に上がり続けています。医療業界は初任給から安定した金額が貰えるものの、上がり幅が少ないことが特徴な業界です。これから、どんどん世間に置いていかれると思うと少し不安になりました。

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この記事を書いた人

9年目の現役理学療法士(PT)です。
当サイト「リハジョブ」では、「理学療法士が60歳まで不安なく働ける」ことをテーマに理学療法士の悩み・転職情報を中心に発信しています。
私は10人以上のSV(スーパーバイザー)、50人以上の実習生を指導。FP2級を取得し、社会人として必要な税金・金融・ライフプランの知識を網羅。
現役理学療法士で将来に不安を感じている方も多いと思います。少しでもその不安・悩みを解決していただけるよう、全力でサイト運営していきます。

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