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理学療法士として就職が決まると、白衣や靴だけでなく「現場で実際に使う道具」も一通り揃えておく必要があります。
学生時代の実習で使っていたものをそのまま持ち込めるケースもありますが、新人としてフルタイムで臨床に立つとなると、耐久性や使いやすさの面で見直したほうがよい道具も少なくありません。
当サイトでは実習生向けに実習で差がつく!理学療法学生の持ち物リストと選び方【現役PTが解説】という記事を公開していますが、こちらはあくまで「実習」で使う持ち物が中心です。
本記事では、就職後に新人理学療法士として現場に立つ方に向けて、評価・治療の場面で実際に使う道具や、社会人として最低限揃えておきたいアイテムを8つに絞って紹介します。
実習時代の持ち物リストと内容が重ならないよう、評価用具や職場で必要になるビジネスアイテムを中心に選んでいます。
新人理学療法士が道具を選ぶときのポイント
- 職場支給品と重複しないか確認する:ゴニオメーターや聴診器など、職場によっては貸与・共有されている場合があります。入職前に先輩や採用担当に確認してから購入すると無駄がありません。
- 毎日使うものだからこそ耐久性を優先する:学生時代に使っていた安価なものをそのまま使い続けると、臨床で壊れて困ることがあります。新人のうちから長く使える製品を選ぶのがおすすめです。
- 白衣やユニフォームの規定を事前に確認する:ケーシーや名刺入れなどは職場ごとに指定・ルールがある場合があるため、購入前に就業規則や配属先の案内をチェックしましょう。
新人理学療法士の必需品8選
①ゴニオメーター(関節角度計)
関節可動域(ROM)測定は理学療法士の基本業務であり、新人のうちから毎日のように使う評価用具です。
実習で使っていたものを流用することもできますが、就職を機に目盛りが読みやすく耐久性のあるものに買い替えておくと、日々の評価の正確性とスピードが安定します。
白衣のポケットに入れて持ち運ぶことが多いため、角が丸く壊れにくい素材のものを選ぶと安心です。
②リフレックスハンマー(打腱器)
腱反射の確認は神経学的評価に欠かせない検査で、新人理学療法士が入職後すぐに任される評価項目のひとつです。
職場に共有の打腱器が置いてある場合もありますが、自分専用のものを持っておくと、使いたいタイミングですぐに評価でき、衛生面でも安心です。
打腱部分の弾力や柄の握りやすさは製品によって差があるため、臨床で使いやすいと評判のものを選ぶのがポイントです。
③メジャー(メジャーテープ)
四肢長や周径の測定に使うメジャーも、新人のうちから頻繁に使用する評価用具です。
腰のポーチや白衣のポケットに入れて持ち歩くことが多いため、スプリング式でサッと取り出せ、巻き戻しがスムーズなタイプを選んでおくと現場でのストレスが減ります。
メモリが見やすいかどうかも、患者さんの前で素早く正確に測定するうえで重要なポイントです。
④ストップウォッチ・タイマー
10m歩行テストやTUG(Timed Up and Go)など、時間を計測する評価は新人理学療法士が入職後すぐに担当することが多い業務です。
スマートフォンのタイマー機能でも代用できますが、業務中にスマートフォンを操作しにくい職場では、専用のストップウォッチがあると評価がスムーズに進みます。
ボタン操作がしやすく、数字が大きく見やすいデジタルタイプが現場では使いやすいです。
⑤聴診器
呼吸器疾患や循環器疾患の患者さんを担当する機会が多い職場では、聴診器も新人のうちから必要になる道具です。
配属先によって必要度は異なりますが、呼吸リハビリテーションに関わる可能性がある場合は、入職前に用意しておくと安心です。
医療現場で定番とされているメーカーのものを選んでおくと、長く安心して使い続けられます。
⑥名刺入れ
学生時代の実習とは異なり、新人理学療法士として就職すると、他職種や取引先、地域の医療・介護関係者と名刺交換をする機会が出てきます。
社会人としてのマナーの一つとして、入職前に自分用の名刺入れを用意しておきましょう。
派手すぎないシンプルなデザインで、職場でも浮かない上質な素材のものを選ぶのが無難です。
⑦半袖ケーシー(白衣)
職場指定の白衣がある場合がほとんどですが、指定がない場合や予備として自分で用意する場合は、動きやすく洗濯耐性のある半袖ケーシーを選びましょう。
理学療法の臨床業務は身体を動かす場面が多いため、ストレッチ性や通気性も重要な選定ポイントです。
購入前には必ず配属先の白衣規定(色・形・指定業者の有無)を確認してください。
⑧通勤用リュック・バッグ
評価用具や参考書、着替えなどを持ち運ぶ機会が多い理学療法士の通勤には、両手が空くリュックタイプが便利です。
新人のうちは荷物が増えがちなので、A4サイズの書類が入り、小物を整理できるポケットが充実したビジネスリュックを選んでおくと長く活躍します。
自転車や電車での通勤が多い場合は、撥水加工や背面の通気性もチェックしておきたいポイントです。
まとめ
新人理学療法士として就職後にまず揃えておきたい道具を8つ紹介しました。
学生時代の実習で使っていた持ち物については実習で差がつく!理学療法学生の持ち物リストと選び方【現役PTが解説】で詳しく紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください。
通勤や勤務中に使う靴については実習生や新人理学療法士におすすめの白い靴・ランニングシューズで、勤務中に使いやすいスマートウォッチについては理学療法士におすすめのスマートウォッチ10選|勤務中でも使いやすいモデルを厳選で紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
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