理学療法士や作業療法士としてパーキンソン病の歩行障害に対してアプローチする経験がある方は少なくないと思います。しかし、病気の進行とともに「すくみ足」に対してのリハビリテーションに限界を感じる方も多いはずです。

今回鳥取にあるホームケア渡部建築が開発した「Qピット」すくみ足に対して「視覚キュー」と「聴覚キュー」を与えることですくみ足の改善が期待されています。

「Qピット」は視覚キューとして腰にベルトで巻いたLEDポインターで床に印を照射します。これまでは、家の中の動線にテープなどを貼ってこの視覚キューを出していましたが、「Qピット」ベルトを巻くことでどこでもその機能を使うことが可能です。

聴覚キューとしては、イヤホンもしくはスピーカーから一定のリズム音を出すことが可能です。

パーキンソン病では、歩行器や手すりなどの使用が難しい方も多く、今後「Qピット」の普及によって一人でも多くの方が転倒せずにできる限り自分で歩くことができることを開発者は期待しています。