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こんにちは、マサヤです。
皆様、今年の目標は決まりましたか?
私はゴルフスコア90切りです。もちろんT氏は100切りですかね?
今日はT氏のスイング動作からアドレス、重心移動、フェースローテーションとスイング軌道をみていきます。

■まずは動画をご覧下さい。

T氏の9月2日スイング動画はこちら

・介入前

・介入後

・T氏の9月2日スイング動画より抜粋
(上図:介入前 / 下図:介入後)

→①アドレス ②テイクバック ③バックスイング ④トップ
→⑤ダウンスイング ⑥インパクト直前 ⑦フォロースルー ⑧フィニッシュ

・介入前のT氏のスイング動作は、9時→2時の振り幅でスイングしています

動作分析(介入前)


①では猫背の姿勢で立ち、体とボールとの距離は近いです。両脇を閉めて腕と膝下(下腿)は地面と垂直に構えています。

①~④まで少し右側へ重心移動がみられ

⑤~⑦では重心は右足へ残ったまま体の回転動作が始まり、肩と骨盤が左上に傾くことで腕の回転動作が遅れ、フェースが開いたままインパクトしています。

⑦では左脇が開いたまま真直ぐ振り抜かれ、内側へ軌道を変えながら上体が起き上がり、右腕が2時の高さでフィニッシュしています。スイング動作のリズムは打ち急ぎがみられています。打球は右へ打ち出され、そのまま真直ぐ飛んでいます。

■「アドレス」をチェックしましょう。


・介入前       ・介入後

介入前は体が丸まって立っており、体とボールの距離が近く体の回転動作が行いにくく手打ちになりやすい状態です。 

・介入


<1>真直ぐ立った状態で軽く股関節を屈曲させお辞儀をする様に前傾姿勢をとる。

*過度な体の伸展は肩甲骨や背筋へ大きく負担をかけるので注意しましょう。また力みすぎることも回転動作を阻害するので適度に体を伸ばしましょう。

*体が丸まると回転動作に耐えるための背筋の使用が不十分であり、遠心力に耐えるためスイング中に背筋を使用することで上体が起き上がり、クラブを体の方へ引っ張り込んでしまうためトップや空振りの確率が高くなります。またインパクト後のスイング軌道がインサイドに強くなるためスライスしやすくなります。

・改善点


介入後は身体が伸展し回転動作が行いやすくなっています(10時→2時と振り幅が増)。
体とボールとの距離は離れましたが打ちにくくないとのことで適正かと思います。さらには立位姿勢が格好良くなりました(good)。


これでスイング動作への準備が整いましたね。

介入後は体の回転動作が大きくなり、トップ以降に左側への重心移動がみられ、骨盤は水平に回転し腕の振り遅れが改善しています。インパクト時にはフェースはアドレス時の状態まで閉じる動きがみられています。

■インパクトでのフェースの向きとスイング軌道をチェック



介入前はストレート→ストレートの軌道でボールを通過していますが、トップ~重心が右足へ残ったまま体の回転動作が始まり、肩と骨盤が左上に傾くことで腕の回転動作が遅れてしまいフェースローテーションが不十分となった結果、フェース面は開いたまま真直ぐ振り抜かれ、ボールは右へ真直ぐ飛んで行きました。

・介入

<2>両脇を閉めた状態をキープし腕と体との同調を意識しながら打ち急ぎに注意する。

<3>トップ以降は左側へ重心移動を行う。

*7時→5時、8時→4時、9時→3時とスイング幅を広げ、腕と体との動きを確認しフェースローテーションを確認する。


 

・改善点


トップ~重心の左側への移動がみられ、その動きに合わせて体が回転し、肩と骨盤の位置はアドレス時の位置へと戻り、水平に回転しています。

介入後はストレート→ストレートの軌道でボールを通過しています。腕と体との回転するタイミングが合い、フェースローテーションがインパクトに間に合っている。少しフェース面が閉じて真直ぐ振り抜かれたためボールは真直ぐ飛び左へ曲がりました。

「フィニッシュ」での重心位置をチェックしましょう。


・介入前      ・介入後

介入前は、重心位置が右側に偏位しています。
左側への重心移動が不十分なままで骨盤が回転し左上に傾いています。
*「ボールを高く上げよう」「打球方向が気になる」といった事も、打ち急ぎを誘発します。 

・介入


上記の<1>から<6>を行う。

・改善点


介入後は打ち急ぎが改善し左側への重心移動が可能となっています。ほぼ中央で綺麗な姿勢でフィニッシュがとれていますね。さらに左側へ重心移動させ赤線と青線との間に収まれば完璧です!!

マサヤのワンポイントアドバイス◆

■フェースローテーションとは?

■打球が真直ぐ飛ぶために必要な動きは???
(1)上記フェースローテーションのどのタイミングでインパクトを迎えているのか?
(2)またインパクトの前後をどのような軌道でクラブが抜けていくのか?
が重要となります。

打球が真直ぐ飛ぶには(1)の動きを腕と体が同調しながら遂行し、アドレス時のフェース面でインパクトします。(2)の理想はインサイドイン(クラブは内側を通ってインパクトする軌道でアドレス時に戻り、フォロースルーでは内側へと振り抜かれていく楕円のような軌道)となります。しかし、インパクトの直前後はストレート(直線)に通過しなければボールは真直ぐ飛びません!!つまり、7時→5時の振り幅での再現性の高さが最も重要ということですね。

この(1)(2)の再現性を高めることが最大の難関となります!!!

今日を振り返って
左右の重心移動に合わせて体と腕を回転させるタイミングが合わせ難いです。素振りでは上手に出来ている様でも、ボールを置いた位置とは打点が違うためスイングが崩れることも考えられます。素振りの時も仮想のボール位置を定め、毎回同じ様にスイング出来るように工夫しましょう。
後日、両肩と両腕の重だるさをT氏から聞きましたので、アドレス時の体の伸展は適度にしましょう。慣れない姿勢なので肩や肩甲骨の力みにも注意しましょう。成果を焦って無理をしないように。今回の私の反省点です。

「データ掲載」

また来週お会いしましょう。

本日はお疲れ様でした。