河原です。本日より都道府県別の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の就職状況について書こうと思います。

まずは沖縄編です。

沖縄の療法士数 人口1万人に対して(全国) 人口1万人に対して(沖縄) 養成校(沖縄)
PT 1579人 8.2人 11.1人 2校
OT 1068人 4.8人 7.5人 2校
ST 260人 1.3人 1.8人 1校


沖縄県の理学療法士

沖縄県の理学療法士数は1579人です。
人口比率では1万人に対して理学療法士数は11.1人
全国平均は1万人に対して理学療法士数は8.2人です。
全国的に見てもかなり理学療法士が多い地域で、個人的には意外でした。理学療法士養成校が2校あることに加えて、沖縄は『人口流出が少ない』『他府県からの移住者が多い』と言った地域特性から療法士が他の都道府県に比べて多いのでしょう。

沖縄県の作業療法士

沖縄県の作業療法士数は1068人です。
人口比率では1万人に対して作業療法士数は7.5人
全国平均は1万人に対して作業療法士数は4.8人です。
理学療法士以上に作業療法士は全国平均に比べると多いことになります。理由は理学療法士と同様でしょうが、学校数が理学療法士と同じ2校なので、全国の都道府県別の作業療法士養成校に比べるとかなり多いことになります。

沖縄県の言語聴覚士

沖縄県の言語聴覚士数は260人です。
人口比率では1万人に対して言語聴覚士数は1.8人
全国平均は1万人に対して言語聴覚士数は1.3人です。
全国平均で比べると言語聴覚士数は多いです。
平成17年より県内に言語聴覚士養成校が1校でき、言語聴覚士の排出も他府県に比べると多いことになります。

沖縄でのPTOTST給与

常勤は年収300万円前後で募集しているところが多く、全国的に比べてやや低いと考えられます。都市部に比べると物価も安いので、問題は無いかと思います。
ただ、いつも思うのは、診療報酬は全国同じです。そして、物価や不動産が安い地方では病院の利益は都市部に比べると、多く出るはずです。なぜ地方の方が職員の給与水準が低いのかわかりません。逆に高くてもおかしくないはず、、、
常勤は全国と比べてやや低い程度ですが、非常勤になると話は変わります。沖縄のPTOTSTの非常勤給与は時給1000円を切る募集もあります。相場は1200円程度でしょうか?これは都市部では考えられません。これもまた、診療報酬が同じなのになんで?と思います。

沖縄で給与水準が低い理由

沖縄のPTOTSTの数は前述したように、全国平均より多いです。対して、リハビリを必要としている高齢者はと言うと、全国で最も低い高齢化率なんです。つまりリハビリを提供する人は多いのに、リハビリを受ける高齢者は少ないということです。給与は、その仕事が「生み出すお金」と「希少価値」によって決まります。沖縄では養成校が充実していることで、療法士の希少価値は低いのかもしれませんね。

沖縄の県民性

たまたま1週間ほど前に私自身沖縄に旅行に行ってきました。現地では沖縄で働くPTさん(出身は関西)に観光案内をしてもらいながら沖縄の方の県民性について伺いました。

時間に寛容(ルーズ)

これは私も以前友達との集まりで経験しましたが、ほんとにウチナータイム(沖縄時間)ってあるんだなーと思いました。たしかその日は19時集合でしたが、誰も19時に来ない。19時半になって1人、20時になってちらほら23時頃になってようやく全員集合みたいな感じです。また、「急きょ飲み会に行かなくなっても連絡しない」「呼ばれてなくても飲み会に参加」は当たり前だそうで、比較的時間にルーズな私でもさすがに許容できないなと思ってしまいます。ウチナータイムはプライベートな時だけではなく、訪問リハビリでも20分くらいの遅刻は特に連絡しない、と言う話も聞いたことがあります(たまたま聞いた事業所だけかもしれませんが)。

近所の人と仲がいい

沖縄の県民性として地域や家族を大切にするということも言えるようです。都市部では隣に住んでいる人の顔や名前を知らないなんてことは珍しくありません。沖縄では、近所の人が「何の仕事をしてるのか」「どんな人なのか」「昨日何してたのか」などなど気になる人が多いようです。

沖縄で働こう

1年を通して暖かく、過ごしやすい気候です。サーフィン、スキューバーダイビングなどのマリンスポーツをするのに適しています。沖縄県以外からの出身者も多く、他都道府県の方を受け入れやすい県民性です。「今と違う環境で」「何か新しいことをしたい」という方にはどこよりも優れている県でしょう。