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こんにちは、マサヤです。ゴルフって楽しいですね!
でも始めたばかりはあれやこれやと覚える事もあり、かなり大変な部分もありますが、まずは楽しめる事が一番大切ですね!!
少しずつ一緒に進んで行きましょう。
今日は、T氏のスイング動作で改善した点と、アドレス時(構えた時)のアイアンのライ角について掲載します。

■まずは動画をご確認下さい。

T氏のバージン・スイング動画はこちら

介入後

一気に沢山の事を指導すると、出来ない事だらけで嫌気がさしてしまうので、とりあえずボールを打ってもらいました。

ボールを打つ楽しさ、ゴルフを好きになってもらうことから始めましょう!!

スイングの振り幅は腕を時計の針に見立てて①7時→5時②8時→4時③9時→3時④10時→2時と①〜④の順に広げていきます。小さい振り幅から運動方向を確認しつつ大きい振り幅へと進めていきます。時計の針の目安は、振り上げる時は左腕を基準、振り抜いた時は右腕を基準とします。

■ゴルフのスイングをポイントで分けてみると以下の8相となります。

1.アドレス(ゴルフボールを打つ構え)
2.テイクバック(動き始め)
3.バックスイング
4.トップ(ダウンスイングへと切り返す瞬間)
5.ダウンスイング
6.インパクト(クラブがボールを捉える瞬間)
7.フォロースルー(打った後に腕を振り切る動作)
8.フィニッシュ(スイングの終わりの姿勢)

画像:T氏の人生初の1打より抜粋

ものすごく簡単に1~8の流れを説明すると、以下になります。
・1~4までは体を右側に回しながら腕を右側へ振り上げていく。重心は右足へ移動する。
・4~8まではボールを打つため体を左側に回し腕を左側へ振り抜いていく。重心は左足へ移動する。
・1~8まで頭部の位置はほぼ動かない事が理想です。
・8でバランスを崩さずに立位が保てたら良いスイングが出来たといえます。

T氏のスイングは4以降も右足に重心が残ったまま体を回転させているので、6~8へかけて左足が浮き上がり、まるで映画のワイヤーアクションかの様に後方へバランスを崩しています。

■フォロースルーとフィニッシュで改善がみられています。

「フォロースルー」
・介入前

体の回転に対して腕が振り遅れているため左脇が開いている。右足に重心を残してすくい打ちとなっているため体が開いてしまい、体が回転した際に腰が後方へ崩れているためクラブはボールから離れて行き、打点が上方へ移動することでボールの上半分を打ってしまう。低い打球(トップ)が多かった。

・介入

(1)胸と両腕とでできる三角形をキープして体の回転でスイングする。
(2)インパクトでボールから目を離さない。
(3)バックスイングで右足へ重心移動してインパクトで左足へ重心移動する。

・介入後

・改善点

(1)腕の振り遅れが改善し左脇の開きが改善している。
(2)体の開き、腕の振り遅れが改善している。すくい打ちが改善し、打点が上方へ移動せずにボールを打っている。
(3)インパクト後のフォロースルーでも左足が接地できるように改善しており、ボール手前で打点が上方へ移動することなくクラブを振り抜けている。

介入後も左脇が少し開いており、フェースローテーション(フェースが開いて閉じる動き)が遅れてしまい打球は右方向へ打ち出される事が多い。フェースが開いたままインサイド軌道に振り出されているのでスライスしている事が今後の課題です。

「フィニッシュ」
・介入前

腰で回転しようとして右足に重心が残ったままスイングしているため、左足は浮いてしまい、右足先も浮いてしまうほど左後方へバランスを崩している。まるで磯釣りでのフィッシング状態のようです。

・介入

上記(1)(2)(3)の介入を行う。

・介入後

・改善点

フィニッシュがとれるようになっている。スイングの全体的なバランスが改善しているといえる。

介入後も右側に重心が残ったまま体が伸び上がるため左踵が浮いている。バランスは崩すことなく静止できているが、もっと左側へ重心移動して欲しいですね。

マサヤのワンポイントアドバイス◆

スイング以外の要素で打球が曲がる原因。。。ライ角ってご存知ですか???
アドレス時、ゴルフクラブを平らな地面と水平に接地させたとき、地面とシャフトとの角度をライ角といい(下図の赤線の角度)、この水平にクラブを接地したときのライ角でインパクトを迎えることが、まっすぐ打球が飛ぶ要素となります。

そして知っておかないといけないことは、スイング時はシャフトがしなるので「トゥダウン現象」というクラブ先端部(トゥ)が下がってしまうということがおきるのです。そしてトゥ側が下がることを「ライ角がフラット」といい、この状態でインパクトを迎えるとボールはスライスしてしまいます。

「アドレス・介入前」

矢状面(横)でアイアンはトゥとヒールが水平となっています。この状態だと、仮に完璧なスイングでインパクトの時にアドレスと同じ状態にアイアンが戻ってきたとしても、トゥダウン現象によりライ角はフラットとなってしまうため、ボールはスライスしてしまいます。

・介入

上記のことから、アドレス時はトゥ側を少し上げる(立てる)状態にします。
初心者の方はこれだけで良いです。

・介入後

・改善点

ボールが真直ぐ飛びます。

適正なライ角は、その人の腕の長さ、身長、アドレス、スイングに合わせて決まるものですので、まだ毎回同じようにスイングできない初心者の方は設定することができません。

中級者〜上級者の方でライ角が気になる方は、信頼できるショップで一度ご相談してみてはいかがでしょうか。

■今日を振り返って
空振りが最初の1球だけということはとても素晴らしい事です。まずはフェース面にボールを当てることが大切ですね。

介入前は振り幅が8時→4時と小さく、方向性は安定していました。介入後は9時→2時と振り幅が大きくなり飛距離は増したが、方向性は乱れました。イメージ通りに振り幅を調整して、体と腕を回転させるのは難しいですね。

しかしT氏は伸びしろしかない!のでこれからが楽しみです。

「データ掲載」

また来週お会いしましょう。

本日はお疲れ様でした。