こんにちは、アキラです。クリスマスも終わり、年の瀬が迫ってきております。

皆様やり残したことはありませんでしょうか?

さて、今回は以前のブログに記載した呼吸認定療法士の「資格所有者の勤務状況」についてのアンケート結果をもとに書いていきたいと思います。

http://www.jaame.or.jp/koushuu/kokyu/ancate/b_genzai.pdf より引用

上記のグラフは、3学会(特定非営利法人 日本胸部外科学会、一般社団法人 日本呼吸器学会、公益財団法人 日本麻酔科学会)合同呼吸療法認定士の活動状況に関するアンケート調査の一部を抜粋しました。

2014年7月現在の3学会合同呼吸認定療法士全員(24586名)に対して、アンケートを行い回答があった9964件(40.5%)の結果です。

もっとも資格所有者の多いのは私立病院ですが、病院関係で大きくまとめると、全体の87%が医療機関で勤務して、残りの1割の人が無職、介護施設、企業、学校、学生、保健所、訪問看護ステーションの順に多いようです。

そもそも臨床工学技士、看護師および理学・作業療法士の中から、それぞれの所有する国家資格により規定される業務範囲で医師とともに医療チームを構成するため3学会合同の呼吸認定療法士制度が創設されたので、資格所有者が医師の勤務する病院に多く在籍しているのではないでしょうか。

もしくは、「医師や他職種と連携するために知識が必要なため」、「救命病棟などで人工呼吸器の設定や変更が頻繁にあるため」、「呼吸器疾患を中心に扱う病棟のため」、などといった理由で病院に勤務する資格所有者も多いのでしょうか。

しかしながら在宅に目を向けると在宅酸素療法(HOT)の利用者数は約15万人、在宅非侵襲的陽圧喚起療法(在宅NPPV)、在宅気管切開下陽圧換気療法(在宅TPPV)の利用者数は1990年代であれば2000人にも満たなかったのに対し、2014年には1.7万人と急増しています。

在宅でも呼吸器疾患、人工呼吸器を見ていく必要があるにも関わらず、訪問看護ステーションでの資格所有者は全体の0.1%という結果となっています。

この数字は呼吸器疾患は病院でしか看られなくて、在宅では看ることができないという意味でしょうか?もちろん資格を所有すれば良いわけではありませんし、資格がないから知識がないという訳ではありません。

「在宅○○療法」とあるように、在宅で療養するのに医療機関の人たちだけが看ていくのではなく、在宅を活躍の場としている「訪問看護ステーション」のスタッフも看られることが望ましいと私は考えます。

患者さんや、利用者さんの在宅で過ごしたいという希望を叶えるためには、在宅で関わる多くの医療職種が正しい知識を持ち、もっと活躍する必要があるのではないでしょうか?

そうすることで、在宅で過ごすことを希望している方たちが安心して在宅生活を過ごすことができると思います。

私も今年は呼吸認定療法士の受験をしました。合否はそろそろ通知があるころで、自信はありませんがもしも受かっていることができれば来年からは有資格者として在宅で活躍していきたいと思います。

それでは皆様、よいお年をお迎えください。