こんにちは。

皆様、ヘルプマークってご存知ですか?

先日、ご利用者様のご家族様に『これって大阪で知られている?』と聞かれ、次のマークを見せていただきました。

 

なにこれ??全く知らない・・・。

 

どうやら調べてみると、『援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成されたマーク』だそうで、カバン等につけられるようにしてあるものやステッカー等があるようです。

東京都が定期的におこなっているアンケートでは、ヘルプマークの認知度は平成29年には72.1%と徐々に増加傾向にあるようで、普及に向け更なる啓発を進めていくとのことです。72.1%って、なかなかすごいですよね!(アンケートの詳細はこちら)

医療・介護業界に携わりながら知らないなんて、私自身情けないというか恥ずかしいというか・・・。

そこで今回は、少しでも普及のお手伝いができればと思い、『ヘルプマーク』について書かせて頂きたいと思います。

 

ヘルプマークとは(東京都HP大阪府HP)

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、平成24年に東京都福祉保健局がが作成したマークです。

外見から分からなくても・・・ということが重要ですよね。災害時等、もし急に援助が必要となった場合、うまく周囲にお伝えすることができにくい方などにはとても大切なことだと思います。裏側には必要な支援等を書き込めるようになっています。

ヘルプマークを身に着けた方を見かけたら

電車・バスの中で席をお譲りください。
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。

駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。

災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。
障がいなどにより、状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な方がいます。

普及活動

東京都が作成したマークですが、JIS(案内用図記号)に採用され、全国共通のマークとなりました。
各地で導入が進んでおり、平成29年6月時点で導入されている府県は以下のとおりです。

京都府・和歌山県・徳島県・青森県・奈良県・神奈川県・滋賀県・大阪府

全国での普及に向け、各所にチラシやポスター等が掲示されています。

配布先(大阪の場合)

ヘルプマークは、対象者からの申し出により無料配布されています(※配布に対しての条件や書類への記入は不要)。
配布場所は以下の通りです。

・大阪府(福祉部障がい福祉室障がい福祉企画課、府各保健所)
・大阪府内市区町村(詳しくはそれぞれの市町村にお問合せください)

ヘルプカード

 

ヘルプマークの他に、ヘルプカードというものもあります。

障害のある方などが災害時や日常生活の中で困ったときに、周囲に自己の障害への理解や支援を求めるために、緊急連絡先や必要な支援内容などを記載した名刺サイズの紙です。財布にしまっておいたり、カードケースに入れ首からかける等使用方法は様々です(ヘルプカードの詳細はこちら)。

【参考例(箕面市HPより)】

これらのカードや手帳などを提示されたら、その記載内容に沿って支援をお願いします。

最後に

ヘルプマークは電車などで席を譲ってほしいというのみのマークではありません。
『あの商品に手が届かない・・・』、『段差が降りられない・・・』等、色々な状況において何らかのお手伝いを必要としてお困りになられているかもしれません。また、緊急時にもかかわる大切なことですので、周知されていく事が需要で、どんどん認知度を高めていく必要があります。今回、もしはじめてお知りになった方がいらっしゃいましたら、周りの方にも教えてあげてください。

ヘルプマーク以外にも大事なマークはたくさんあります。障がい者に関するいろいろなマークを内閣府がまとめたHPがありましたので、ぜひ一度確認してみてください(内閣府HPはこちら)。