こんにちは、だいすけです。

今回は、導流帯(ゼブラーゾーン)について解説いたします。
大きな道路の交差点でよくみかけますね。
訪問系の業務に就いている方は毎日みているのではないでしょうか?

私は訪問看護に勤務しており、毎日バイク(125cc)に乗ってご利用者宅に訪問しています。
東京と大阪で勤務の経験がありますが、どちらも環八や環七、171号線や176号線など大きな道路を通ります。片道3車線や2車線は当たり前ですね。

そういった大きな道路を右折するする際にゼブラーゾーンを見かけます。
右折専用レーンに入る際、ゼブラーゾーンを踏むか、避けるかはあまり意識していません。もしかしたら、訪問先に急いで向かっている時は、ゼブラーゾーンを踏んで、ショートカット感覚で右折専用レーンに進入しているかもしれません。

私も経験がありますが、ゼブラーゾーンを踏んで右折専用レーンに進入してくる車と、避けて進入しようとする車があわや接触!!なんてこともあります。

そこで今回のテーマは、「ゼブラーゾーンって踏んでいいの??」です。

導流帯とは

道路標識、区画線及び道路標示に関する命令

車両の安全かつ円滑な走行を誘導するために設けられた場所であること

ゼブラーゾーンは道路標識ではなく、「指示表示」ということになります。
この指示表示は道路交通法上の交通規制を表す表示ではありません。
規制を表す表示ではないので、この上を踏んで走行しても何ら問題はない、ということになりますね。

これとか、

これですね。

よくある事故

右折専用レーンにあるゼブラーゾーンは直進車が誤って右折専用レーンに入ってしまわないように、誘導するために設けられています。
例えば、片側2車線の一番右側が右折専用レーンだとして、右折専用レーンの前にゼブラーゾーンがあるとします。
そこに、2台の車がいるとします。

1台目=A:2車線あるうち左側の車線を走行中、次の交差点で右折したい。
2台目=B:2車線あるうち右側の車線を走行中、次の交差点で右折したい。

下の画像の場合、青い車がA、黒い車がBですね。
車Bはゼブラーゾーンに関係なく直進しようとしています。

AもBも次の交差点で右折する予定です。
Aはゼブラーゾーンが途切れた時点から方向指示器を出して右折し始めました。
Bは一番右側の車線を右折するつもりで直進していますのでゼブラーゾーンにかまうことなく直進し続けます。

結果的にAとBは接触事故を起こしてしまいました。

この場合、多くの判例だと過失割合がA:B=70:30になってしまうそうです。
修正が入ってA:B=60:40となる、という記事もありました。
Aが右折前に後方確認したかどうかなど、細かなことで比率は変わるかと思いますが、基本的にはA:B=70:30だそうです。

これは、ゼブラーゾーンが交通規制を表す表示ではないためだそうです。ざっくりいうと踏んでもお咎めなしなんです。
なので、Bはただ直進しただけ、Aが強引に進路変更した、と捉えられてもおかしくないのです。
なんだか変な気がしますね。
ルールとモラルの違いってやつですかね。

まとめ

一般的に考えればどちらにも責任があるように思いますが、過去の判例に従えばAが不利になってしまいます。
進路変更するときは常に後方確認は必要です。
しかし、直進車も注意が必要ですよね。

ルールや規則、定義は尊重されるべきと考えますが、そればかりに囚われていると、思いがけない結果を招くことになります。
ゼブラーゾーンは進入してもいいんや!!と強引に直進せず、周囲を見渡して右折するかもしれない他の車に注意を払う必要があると思います。
そして、進路変更してから右折しようとする場合も、ゼブラーゾーンに進入して直進してくる車があるかもしれないということを常に念頭においておく必要があるでしょう。

訪問看護やデイサービスの送迎など、時間と運転に関わる業務は常に平常心でなければならないと思います。少し時間に遅れているからといって焦って運転が荒くなったり、スピードを出しすぎてしまうことがあると思います。そういった、特異的な状況の中で、ゼブラーゾーン付近を注意散漫で通過してしまう、、、なんてこともあるかもしれません。

過去の事故の判例は良いリスク管理となると思います。
この記事を読んで下さった方々は職場でゼブラーゾーンの注意喚起をしてみてもいいかもしれません。