こんにちは。

私は、理学療法士という職種で日々色々なご利用者様にリハビリテーションを行わせていただいています。その中で、多くのご利用者様の目標となるのが、『転倒予防』ということです。転ばないためのカラダ作り、環境設定等考えながら日々業務に励んでおります。

『転倒』というのは、高齢者の致命的外傷の原因で最も頻度は高く、大きな問題です。転倒をしにくくするカラダに必要な要素とは、筋力や柔軟性、バランス、感覚と言われています。また、『転ばないように!』と自身で注意することも大切ですが、そんな事を常に考えて生活する事はしんどいですよね。という事で、今回は、『自分に合った靴を履いて、転倒を予防しよう!!』をテーマに、正しい靴の選び方等をお話ししていきたいと思います。

 

スポーツシューズは転倒リスクを軽減させる?

人の足は自分の体重を支え、移動するための重要な器官です。また、足部は人が歩行する上で唯一地面と設置している部分で、その足部を保護し、またその機能を補助する『靴』はとても重要な物です。
“履物と転倒”という研究はこれまで多数されており、スポーツシューズが転倒リスクを下げるという報告もいくつかなされています(90年代にはスポーツシューズが転倒の危険性を増加させるという研究もあったようですが、最近はリスクを軽減するという報告が増えています)。靴底の厚みとクッション性、靴底の摩擦係数が高い等が転倒リスクを下げる因子として挙げられていますが、ただ靴をスニーカーにするだけでは、転倒のリスクを下げるどころか増加させてしまう事もあり、また、足指や爪の変形、胼胝等の危険性も考えられるんです。正しい靴を選ぶためには、まず自身の足の事を知り、自分に合った靴を履く事が重要です。

 

自分の足のサイズを知る

靴選びは自分の足の正確なサイズを知ることから始まります。
意外とご自身の正確なサイズを知らない方も多いのではないでしょうか。
座っている時と立っている時では足の形が異なります。まっすぐ立って、測定しましょう!

①足長

踵後端から最も長い指の前端までを足長と言います。
一般的に靴のサイズはこの長さを見ますね。
測定は、紙の上に立って、そのまま足の輪郭をペンでなぞります。
その紙の踵からつま先までの長さを測れば、足長となります。


②足幅

親指と小指の付け根の一番出っ張っている部分の直線的な距離です。
これも先程の紙の輪郭で測れば簡単ですね。


③足囲

先程の足幅を図った箇所と同じところをぐるっとメジャーを1周回した長さ(足の厚み)をいいます。

 

上記3つがわかっていれば、ご自身の正しい靴を選ぶ際、役に立つと思います。最近は、お店でも専門の知識を持った方が図って下さる事が多いですね。『履きやすいように大きめを選ぶ』等、色々な条件があって選ばれると思いますが、一度ご自身のサイズにちょうど合ったものを選んでみてはいかがでしょうか!

次回は、靴選びのポイント等をお話しさせていただきます。