こんにちは。河原です。

前回は全国で一番療法士の少ない都道府県として秋田県を紹介しました。一番少ない都道府県を紹介しましたので、当然次は一番(人口当たりの人数が)多い都道府県の紹介です。そうです、高知県です。「高知県?」と思った方も多いでしょうが、高知県の療法士が多い理由は興味深いものでしたので、紹介させていただきます。

 高知県の療法士数人口1万人に対して
(全国)
人口1万人に対して
(高知)
養成校
PT1599人(20位)8.2人21.6人(1位)3校
OT759人(29位)4.8人10.3人(1位)2校
ST280人(22位)1.3人3.8人(1位)1校

高知県の理学療法士

高知県の理学療法士数は1599人です。人口1万人に対しては21.6人で、これは全国平均から2倍以上の数で、他都道府県から比べると突出して多い数になります。学校は3校と高知県の人口から考えれば多いですが、それだけが理由ではないようです。高知県は作業療法士や言語聴覚士も多いのですが、その共通点に関しては後ほど書いていきます。

高知県の作業療法士

高知県の作業療法士数は759人です。人口1万人に対しては10.3人で、この数字も理学療法士同様に全国平均より2倍以上多い数字です。養成校は2校で、これも全国平均に比べれば多い数字です。

高知県の言語聴覚士

高知県の言語聴覚士数は280人です。人口1万人に対しては3.8人で、この数字は全国平均から比べると約3倍の数字になります。養成校は1校です。

これらの数字を見ていただくと、いかにこの高知県が理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が他都道府県と比べると多いかがわかるかと思います。

高知県は療法士以外の医療従事者数も多い

これまで療法士数の人口比率が日本一であることを書きましたが、高知県は療法士だけでなく他の医療従事者の数も多いんです。

看護師

人口一万人あたり全国平均112人に対して、高知県では184人でこの数字は全国1位です。

臨床検査技師

人口一万人あたり全国平均5.0人に対して、高知県では8.2人でこの数字は全国1位です。

その他医師や薬剤師などの医療に関わる職種の人口比率が軒並み全国平均より多いです。

もちろん病院も多い

2014年厚生労働省によると病院病床数は人口1万人に対して全国平均123.4床ですが、高知県は248.2床で断トツの全国1位です。

病院が多いので、それだけそこで働く医療従事者が多いのは納得ですね。

しかし!!国策としてベッド数の削減や地域医療の推進を目指している中で、この数字が果たして良いものなのかは考えないといけないですね。

療法士の働き方と直接関係はありませんが、病院が多いためか在宅での看取りは全国平均より低いです。

高知県で働こう

先にお伝えしたように、高知県は全国的にも病院や医療従事者が多い地域です。勉強会や連携にも積極的に取り組んでおり、働く人にとっては心強い環境と言えるでしょう。

暮らしやすさとしては、お酒好きな方が多く、ビールの消費量は全国でも2番目の多さです。もちろん、海が近いのでカツオのタタキをはじめ、ご飯のおいしい地域でもあります。サーフィンが盛んな地域で、サーフィンを目的に移住される方もいます。プロ野球のキャンプ地としても有名で、本州に比べるとやや暖かい気候です。高知は四国の左下(南西)にあるので、大阪に出るのにも車で4時間程度かかります。ちなみに電車だと大阪まで3時間程度。東京だと電車で6時間程度、東京まで行こうと思うと2時間以内で行ける飛行機が現実的ですね。海と山が多い地域なので、自然の中で暮らしたい、自然がたくさんある地域で子育てしたいという方にはぴったりです。ぜひ高知県で働くことを検討してみてください!!